「母乳で育てたら痩せるよ」
と聞いたことはありませんか?
でも「なぜ痩せるのかは知らない」「本当に母乳育児で痩せるの?」という方は少なくないのではないでしょうか。
私母乳育児だけど全然痩せない気がするよ…?
この記事では
- 母乳育児なら痩せると言われる理由
- 母乳育児で本当に痩せられるのかを口コミからチェック
- 母乳育児で痩せるためのポイント
を紹介していきます。
母乳育児中で痩せたいと思っているあなたに参考になれば嬉しいです♪
母乳育児で痩せると言われる理由は?
母乳育児で痩せると言われている最大の理由は、授乳で消費するカロリーが大きいからです。
母乳育児の場合、消費するカロリーは100mlの授乳で60〜70kcal。
赤ちゃんの月齢や飲む量によるものの、授乳するだけで平均的に1日約500〜700kcal消費する、と言われています。
500kcalというと、これだけの運動量に相当します。
- 普通の歩行:約4時間
- 軽いジョギング:約2時間
- 水泳:約1時間
これだけ運動するのは産後だろうとそうじゃなかろうと大変ですよね…。そう考えると授乳ってすごい!
それだけカロリーを消費するため、授乳中のママは普通よりも少しカロリーを多く摂ることが推奨されています。
厚生労働省発表の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」によると、健康のために授乳中のママは通常よりも350kcal多く摂取すべきとなっているほど。
+350kcal言われてもイメージわかないですよね…
350kcalの食べ物をイメージとして紹介しますね。
- カップヌードル:1個
- おにぎり(120g):1.5個
- 食パン(6枚切り):2.2枚
- とんかつ:100g
- バニラアイス:カップ1個
- チョコレート:60g
同じ350kcalでも、お菓子で取るのか食事で取るのかでもぜんぜん違うことがわかりますね。
妊娠していない女性よりも少し多く摂取しても良いとはいえ、食べすぎてしまえばも消費カロリーよりも摂取カロリーが多くなってしまいます。
食べ過ぎは、母乳育児でも痩せない原因になるので注意しましょう…!
母乳育児で痩せるのは本当?先輩ママたちの口コミをチェック
母乳でなぜ痩せるのか、その理由を見てきたところで実際に母乳育児で痩せたというママの口コミを見てみましょう。
口コミを調べる限り、母乳育児で痩せた人がいるのは本当のようです!
ただし同じくらい母乳なのに痩せなかったという人がいるのも口コミを調べてみるとわかりました。
私自身も1人目2人目ともに完母だけど、1人目は痩せていくけど2人目はそんなに痩せられないと感じてるよ…
母乳育児で痩せるためのポイント5つ
母乳で痩せたという口コミは本当にありました。でも一方で痩せなかったという人も…。
母乳育児で痩せるためにはどんなポイントがあるのでしょうか?
ここからは母乳育児で痩せるためのポイントを5つ紹介していきます。
- カロリーをとりすぎない
- 水分を取る
- 体をしっかり休ませる
- ストレスを溜めない
- 骨盤矯正を始める
1つずつ見ていきましょう。
①カロリーをとりすぎない
母乳育児でのダイエットに成功するためには、まずはカロリーをとりすぎないことが重要です。
つまり食べ過ぎは厳禁!
先にも紹介したように授乳時期の女性が摂取すべきカロリーは、通常の摂取カロリー+350kcal。
食べすぎてしまえば、いくら母乳育児中といえども痩せられません。
産後のママは育児中心になる分、食生活が乱れがち。
カロリーを取りすぎないためにも、できる範囲で以下を意識してみましょう。
- 和食を中心にする
- 栄養バランスを意識する
- 噛みごたえのある食事を意識する
- ゆっくり食べることを意識する
育児をしているとどうしてもサクッと食べられるもので済ませがち。
それでも食生活を意識して改善していきましょう。
毎日じゃなくても全部じゃなくてもOK!少し意識するだけでも違いますよ♪
②水分を取る
母乳ダイエットに成功するための2つ目のポイントは、水分を取ることです。
母乳は約90%が水分。
つまり赤ちゃんに母乳を与えるためには、ママがそれだけ通常よりも意識をして水分を取る必要があります。
もし赤ちゃんが1日1Lの母乳を飲んでいたら、ママの身体から900mlも水分を使っているってことですね…!
水分には空腹感を和らげたり、食事の満腹感を上げる役割があると言われています。
もし授乳しているにもかかわらず、その分の水分を取らなかったら、授乳中のママは満腹感を得られず食べすぎてしまう可能性があります。
基礎代謝だけでも女性は1日1.5L必要と言われているので、授乳中のママは1日2L〜2.5Lを目安にしましょう。
毎回がぶ飲みする必要はないですよ♪
喉が渇く前や授乳の後に意識して水分補給をするようにしましょう。
③体をしっかり休ませる
母乳育児で痩せるためのポイント3つ目は、体をしっかり休ませることです。
子どもによって寝る・寝ない、泣く・泣かないなど個性がある分、どのママも手探りで体も心も緊張状態が続きますよね。
特に産まれて最初の頃は睡眠も細切れになりがちで、ママの体の疲れは計り知れません。
新生児期は3時間ごとの授乳。そのあとも子供の生活リズムができるまで必死なのわかります…!
「自分が疲れている」と少しでも感じたら、赤ちゃんと一緒にお昼寝して体の回復に努めましょう。
もししんどかったら、家族に頼ったり産後ケアを利用したりしてっくり休むのに専念するのももちろんOK!
産後のママは休むのも仕事のうち!
身体に無理させてしまうと、その分痩せづらくなってしまうので、自分の体調を優先してくださいね。
④ストレスを溜めない
母乳で痩せるためのポイント4つ目は、ストレスを溜めないことです。
先の体を休ませるにも関連しますが、慣れない育児に産後のママはストレスを溜めがちです。
慣れない赤ちゃんの育児もある中で、家事もするとかすごい…!1歳までの赤ちゃんにはイベントも多いし、義実家や親戚との付き合いもストレスになりがちですよね。
ストレスが溜まると
- 甘いものが食べたい
- 脂っこいものが食べたい
- とにかくたくさん食べたい
などの食欲に繋がります。
食べることが悪いことではありませんが、食べすぎてしまうと産後ダイエットには繋がりません。
食べ過ぎを防止するためにも、ストレスは溜め込まないようにしましょう。
そうは言っても難しいのもすごくわかります…。家族と話し合うのも一苦労だし、ママの代わりはいないのにって思いますよね。
そんなときには、できる範囲でストレス発散を意識してみましょう。
気分転換に少しお散歩に出てみたり、夫に30分だけでも赤ちゃんを見てもらってひとりの時間を持ったり工夫してみてくださいね。
一人でコンビニに行くだけでも、しんどいママにとってはご褒美に感じられるかも♪
⑤骨盤矯正を始める
母乳で痩せるためのポイント5つ目は、骨盤矯正を始めることです。
出産でゆるんだ骨盤は産後半年を目安としてゆっくりともとに戻っていきます。
しかし授乳や抱っこで無理な姿勢を続けるうちに、骨盤が歪みます。
骨盤が歪むと代謝も悪くなり、母乳育児をしていても痩せづらくなってしまうかもしれません。
出産後の骨盤が緩んでいるタイミングは、骨盤矯正をするのにぴったりの時期。
ひとり時間を確保する意味で、骨盤矯正に通ってみるのはどうでしょうか?
「そんな余裕ないよ」って場合でも、自宅で骨盤ベルトを締めたり骨盤ガードルを使うことから始めるのがおすすめです。
まとめ:産後の母乳育児で痩せる理由はカロリー消費!痩せるためにはまずは自分を労ろう!
産後の母乳育児で痩せる理由は、授乳によるカロリー消費にありました。
1日母乳を赤ちゃんにあげだけで、ジョギング約2時間分のカロリー消費につながるのは驚きですよね。
母乳で痩せるためには、消費カロリー以上にカロリーを摂取しないのが重要なポイントになってきます。
その他にも
- 食事の栄養バランスを意識する
- 水分をこまめに取る
- 身体を意識的に休ませる
- ストレスをできる限り溜めない
- 骨盤ケアをして体を整える
といった方法が母乳育児で痩せるためのポイントということがわかりました。
これらを実践するためにも自分をいたわるのがママにとっては何より大切。
疲れたら休む、ストレスを発散したら少しでもリラックスするなどしてみてください。
赤ちゃんが笑顔でいるためにも、ママが自分自身をいたわるのは大切ですよ♪一緒にがんばりましょうね!